バックナンバー

商工にっぽんブックレット13

<報・連・相を受ける時は部下育成の最大チャンス>
上司の“口癖”から直す
「部下が育つ報・連・相の受け方」


水野秀則
有限会社フューチャサポート代表取締役



水野秀則(みずの ひでのり)
1962年 大阪生まれ 国内唯一の経営『者』コンサルタント。卒業と同時にJASDAQ上場企業のコンサル会社に入社、20代から1万人を超える経営者やリーダーと触れ合い、自らもリーダーとして「人育て」や「目標達成」の実学を磨く。単なるテクニック指導ではなく、リーダーとしての生き様や働く原点に違いを生み出す取り組みに力点を置く。現在は、フューチャサポートというチームを率い、「1万人のリーダーが飛び切りの笑顔に!」を合言葉に組織のリーダーのサポートに情熱を傾ける。メルマガ『フューチャサポート紀行』連載中。最新著書『改善で終わる上司、革新できる上司』(PHP)

連絡先
有限会社フューチャサポート
URL:http://www.e-keieisya.com 
e-mail:mizuno@e-keieisya.com


■おもな内容
第1章 報・連・相を受ける時が“部下育成”の最大のチャンス
報・連・相をしないのは部下が悪いっ!
部下からの前向きなアクションを認め、活かそう!
知らずしらずに口にしてしまっている、効果的でない口癖(例)
意識して取り組む、効果があがる口癖(例)
第2章 報・連・相の受け方で“業績”に違いを生み出せる
業績に違いが現れるのは、習慣(繰り返し)が変わった時!
報・連・相で、顧客接点(電話・面談でのやり取り)が変わる!
知らずしらずに口にしてしまっている、効果的でない口癖(例)
意識して取り組む、効果があがる口癖(例)
第3章 組織ぐるみで取り組む“元気職場”の報・連・相の受け方
自社の当たり前が、他社の当たり前と違う!
社風や企業文化にまで違いを生み出した会社は強い!
知らずしらずに口にしてしまっている、効果的でない口癖(例)
意識して取り組む、効果があがる口癖(例)
商工にっぽんブックレット
ハンディサイズ/525円



■第1章 報・連・相を受ける時が“部下育成”の最大のチャンス より

報・連・相をしないのは部下が悪いっ!
〜矛先を部下に向けるのは、はたして効果的?〜


部下からの報・連・相が少ないことに悩み、それを嘆く上司は多いものです。
そして、ただ嘆くだけではない上司の、その多くは部下に、「報・連・相をするように」と口を酸っぱくして言っているのではないでしょうか。

その典型的な口癖が「なぜ報・連・相をしないのかぁっ!!」という叱責です。
たとえ報・連・相をしたとしても、「だから何?(結局何がいいたいの?)」と小ばかにしたり、あいまいさを知らずしらずなじってしまっている上司も多いものです。

部下の視点から見ると、この様なことはむしろ逆効果なのです。上司が言えば言うほど、部下の報・連・相が逆に義務的で形式的になり冷めてしまっていくものなのです。あなたが部下だったころ、同じようなことで苛まれたことはなかったでしょうか。

そこで提案です。部下の報・連・相の量や質に上司として問題を意識するよりも、まず上司としてのあなたの報・連・相の受け方に着目(創意工夫)をしてはどうでしょうか。
部下が報・連・相をする時、そこに至る経緯は色々あるにしても、部下からアクションを起こしています。この部下からの自発的なアクションに対して、無表情で漫然と聞き流していたり、説教口調に陥っている場合が数多く見受けられます。この機会は部下育成の貴重なチャンスなのです。それをただ形式通り漫然とやり過ごしているのは、実にもったいないことです。

例えば、部下が「おはようございます!」と挨拶した時に、目を合わせずに応えたり。「今、よろしいですか?」と声を掛けて来た部下に対し、パソコンの画面や書類から視線を上げずに、他のことをしながら報告を忙しそうに受けたり。上司自身が常にバタバタで、忙しいから声を掛けるな!というオーラを職場に漂わしていたり。「もういいかっ」と、報・連・相を早く終わらせるようせかしたり、等々。こうしたことに思い当たることはありませんか?

現時点で部下からの報・連・相が少ないことが問題であっても、上司であるあなたの報・連・相の受け方に違いを生み出すことにより、部下の報・連・相は見違えるように変わってきます。
ページのトップ

商工にっぽんトップページへ